なぜ、オスグッドになったのか

なぜオスグッドになったのか?

ある少年のオスグッドの症例から、
オスグッドになった原因を考えてみます。

小学6年 男子 サッカー

左膝が痛い。

整骨院でオスグッド、と言われた。

毎日整骨院に通い、電気をかけているが、
いっこうに良くならない。

お父さんが、
職場の人から薦められて、来院。

このサッカー少年の
怪我歴を聞いて、驚いた。

4年生のころから、何回も肉離れを繰り返し、

捻挫も何回も繰り返している。

やっと怪我が治って、
復帰してすぐに試合にフル出場し、
また怪我。

怪我から復帰後、
いきなり、元通りの練習をしているのが、
問題あり。

 

練習時間は、平日夕方6時~9時。
または7時~9時。

土日は練習試合。

 

小学生で、夜の6時から9時の練習なんて、
長すぎるし、遅すぎる。
(大人だって、夜9時まで残業したら、
きつい。)
しかも、9時半まで伸びることもあるとか。
オスグッドになっても、
昔から、
「痛くても練習したもんだ」、
という考え方。
これも、間違い。
痛く無い程度に軽めの練習にした方が、
改善が早い。
軽めの練習にしてもらうことができないので、
今は練習を休んでいるそうだ。
練習後、ストレッチの時間は一切ない。

これじゃあ、怪我をする子がでるのは、当然だ。

あまり問題が多すぎて、ため息が出る。

 

問題点を整理してみよう。

(1)練習時刻が遅すぎる。
その弊害として、睡眠時間が短い。

→ 怪我につながる

(2)練習時間が長い。

(3)ストレッチをしていない。
これは、致命的だ。

練習時間が長くても、
ストレッチをして疲労をとっ
ていれば、良いのだが。

(2)と(3)が重なっている。
→  怪我につながる

(4)怪我から復帰後、
いきなり元通りの練習をしている。

練習を休んでいる間に、
体力も筋力も落ちている。

だから、軽めの練習からやって、
徐々に戻していくべき。

いきなり元通りの練習をすれば、
→  怪我につながる

(5)オスグッドは成長痛だから、直らない。
昔から、痛くても練習したもんだ。

この考え方は、間違っている。
成長期に多いのは、まだ、筋肉も靱帯も

力が弱いのに、
無理な練習をして
疲労回復のためのストレッチを
やっていないから。
成長期だから、
オスグッドになるのではなく、

練習のやり過ぎ、
睡眠不足、
ストレッチ不足

から、回復が間に合わず、
オスグッドになる。

成長痛だから、直らない?
諦めることはありません。
コスモス自然形体院では、
オスグッドの改善例は
たくさんあります。
痛くても練習を続ければ
→  オスグッドは悪化する

オスグッドは、膝蓋靱帯が傷ついて痛みが
出ている。痛いのを我慢して練習を続けると、
その傷口が広がって、オスグッドが悪化する。
痛いのを我慢して練習を続けていると、
なかなか改善しない。
改善するのに、時間がかかる。
(6)足首の捻挫の回復後、
サポーターで支える

これは、間違い。

支えると、自分の筋力や靱帯の力で
支えなくても、
支えてもらっているので、
サポーターに頼って
かえって筋力や靱帯の力が弱まる。

結果
→ ますます、怪我をしやすくなる

 

(7)安静にする

これも、良くない。

怪我の程度にもよるが、
痛くない程度には動いた方がいい。

(肉離れの場合は、痛くてもある程度
動いた方がいい)

 

これ、スポーツ障害でなくても、
みんなそうだ。

痛いからって、
大事にしすぎて動かないのは、
逆効果。

 

(1)~(5)は、
あるスポーツ少年団の例。

どのスポーツ少年団も、
こうなんでしょうか。

 

ストレッチの大切さ、
身体のケアの大切さ、

良い筋肉を作ることのメリットなど、
「アスリートセミナー」で、教えます。
自然形体療法の創始者、山田洋先生の
「アスリートのための考え方」です。

 

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